~鹿児島YMCA常議員会からのご挨拶~
日本35番目のYMCAは、
鹿児島から世界の未来に向けて羽ばたきます。
幕末の混乱期、鹿児島に勃発した薩英戦争から遡ること19年前
当時のイギリスは産業革命の嵐の真っただ中、ジョージ・ウィリアムスを中心に12名の若者による、 YMCAの発祥となる世界最初の青少年運動がロンドンで始まったのは1844年のことになります。
YMCAは Young Men’s Christian Association の略で「キリスト教青年会」を意味しています。
キリスト教精神に基づく団体ではありますが、誰もが参加できる、性別・人種・宗教・国家の隔たりを越えひとつになろうという願いを込めて、世界最大のボランティア組織として成長をとげました。
日本でも明治11年(1880年)に東京YMCA、その後、大阪、横浜、神戸のYMCAが設立され、
幾多の困難を乗り越え、約130年にわたる長い歴史をほこっています。
しかし、鹿児島は遅れること100年以上経った20数年前から、鹿児島YMCA設立の小さな炎が灯り始めたのがきっかけで、昨年から急に機運が高まり、2008年11月24日に発起人会が発足しました。
そして、ついに2009年6月29日の総会で、念願であった任意団体鹿児島YMCAの創立が決定しました。今後、公と私の間に立って活動するYMCAの立場を明らかにするため、公益財団法人を目指していきます。
YMCAは皆さまのボランティアと会費、寄付でまかなわれる団体です。皆様県民の一人ひとりのお力添えがなければ、鹿児島YMCAの使命を果たすことができません。
今後のご協力をよろしくお願い申し上げます。
鹿児島YMCAの使命
私たちは、日本にはじめてキリスト教が伝えられた鹿児島の地で、
世界に視野を広げた郷土の先人たちの進取の気を受継ぎ、
イエス・キリストの愛と奉仕の精神と、世界YMCA運動の使命に基づき、次の使命を果たします。
私たち鹿児島YMCAは
生涯を通して学び、心豊かな人づくりのために働きます
人と自然が共生できる地球環境をつくるために働きます
心身ともに健康にくらせる社会をつくるために働きます
愛に満ち、痛みを分かち合える社会をつくるために働きます
そして、私たちの活動を通じて、鹿児島、日本、さらに、世界の人たちに命と平和の尊さを伝えます。
鹿児島YMCA常議員
鹿児島YMCA代表理事・常議員
■麦野 賦
常議員会議長
■徳田 穣
評議員会会長
■中松 禎夫
常議員
■鹿島 友義
■神村 浩
■山口 眞弓
■田上 容正
■田辺 征一
■野田 健太郎
■鬼丸 大佑
■上川路 長生
■松若 鉄比古
■日笠山 大介
■黒木日都美
■佐藤 高広
■吉留 大輔
■中堀 清哲
■松永 英明
■松本 敏之
■有馬 啓介
■新内 博之
(2018年4月1日現在)